22日「おいしい山形フェアin食材王国みやぎ地産地消市場」の様子

/ 日々のこと / 2011.2.23.水

朝の6時30分の佐藤昭夫さん宅を出発。
昭夫さん、加代さん、私春樹の3人で販売に行くことに。
相変わらず極寒でマイナス11℃の朝となった。
山際からピンク~オレンジ~ブルーとこんなに単純ではないが、きれーなグラデーションが広がっている。
日本には、色を表現するための名前がたくさんあると聞いていたが、このグラデーションを古人は何色と表現していたのだろう・・・。
日本て素晴らしいですね。

 

話が飛びました。
会場に到着し、荷物を搬入する。山形から3、4社がそれぞれの商品を並べていた。
果樹とその加工品を販売している方、バラエティー豊かな漬物を出してる方、養殖川魚の加工品販売のお兄ちゃん。
みなさんの商品完成度が高くてちょっとウチの商品が地味な感じですが、味で勝負だ!!
10時半販売開始。
昭夫さん、加代さんが一生懸命試食を手に声をかけている。
昭夫さんの接客は面白い。
普通は「どうぞししょくしてみてくださ~い」と声をかけるのだが、昭夫さんは違う。
昭夫さんは「はいどうぞ(商品の名前も言わず、テンション低めだが、声は、しり上がりで試食をお客さんに突き出す)」
お客さんが食べてから、「(笑顔で)どうだ?美味しいべ。これゴボウせんべい」
カリカリの食感に、ゴボウとは信じられずお客さんの興味は掻き立てられる。
昭夫さんは誰とでも仲良くなれる不思議な能力の持ち主で、手強そうなおばちゃんにも「今度遊びに行くね!!(ルンルン、にこにこ)」とまで言わせてしまうほど、人気者になっちゃうのです。
加代さんは真逆「どうぞ~食べてみてくださ~い。ハイどうぞ~。」
と、笑顔で前職バスガイドの経験を生かしお客さんの心を掴む。模範的な販売員という感じ。

 

成果は、全部でアイテム数300ぐらいの商品のうち1日だけで気付いたら270品ほど売っていた。
残りは明日、明後日と売るのでほぼ完売の予想。
昭夫さんも加代さんも興奮しっぱなしで昼ごはんも飲み物もほとんど飲まず販売に徹して頑張った結果ですね。
帰り道も「こんげ売れっと思わねがった~~いがった~~」
「しかし、仙台はやっぱり売れるな~」「まだ来ねんね(また来なきゃ)」と余韻に浸りっぱなし。
どっと疲れもやってきて、帰ったらビールを一杯飲んで就寝。
こんな風に農業しながら充実した毎日を送れるなんてほんとに僕は幸せ者だなぁ~~
と思いながら眠りについた。
良い一日だった。
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