甚五右ヱ門芋の作柄についてのご報告とお詫び

/ 甚五右ヱ門芋 / 2023.10.2.月

2023年は例年に無い猛暑が続き、さらに山形県を含め隣県でも降雨がお盆あたりから1ヶ月も無く、今まで経験したことの無い旱魃に見舞われ、動植物全てに大きな影響を受けました。

毎年、甚五右ヱ門芋を楽しみにしてくださっている皆様へお届けできる様に川の水を組み上げて運び、散水にも試みたのですが、焼け石に水の有様で、結果として芋の成長が止まってしまいました。
9月25日から掘り始めたのですが、1株に付いている芋の数も少なく、芋も小さい状態で今後回復する見込みも期待が薄い現状です。

お客様には大変申し訳ないのですが、良い芋をなるべくより分けるとどうしてもサイズが小さくなってしまうため例年より小ぶりの商品になることをご了承ください。お客様方にはこのような事態を招き、ご迷惑をおかけし本当に申し訳ございません。

今年の甚五右ヱ門芋にご満足いただけない場合は返金させていただく覚悟でおります。その際はお申し出くださいませ。また、良い年も悪い年も変わらず支えてくださるお客様のおかげで、私たちの農業を続けられていることを再認識させられております。

甚五右ヱ門芋は過去の飢饉や災害を乗り越えてきた芋として伝えられています。これまでも様々な困難があったかと思いますが、まずは先祖が残してくれたこの芋を絶やさず育て続けていきたいと思います。

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