春作業のはじまり

/ 日々のこと / 2020.4.23.木

耕作放棄地

今年の雪解けは早く、桜もちらほら咲き始めてきました。
例年より1週間ほど早いのではないでしょうか?
 
春先の作業は捗りはしますが、大きな心配事《新型コロナウィルス》の影響は多方面に深刻な影を落としています…
私たち一農家にとっても先行きの見えない現状でして、甚五右ヱ門芋や在来大豆の作付を進めるのには、正直不安は拭いきれません。
 
しかし、畑に向かい耕作放棄地の開墾作業の折、石を拾ったり、柳の根を引っこ抜きながら思うことは、誰かがやらなければ原野に戻ってしまう。過疎の農地は待ってはくれない。また、収穫時期である秋を楽しみに待っていて下さるお客様に、美味しい里芋や大豆を届けたい、ということです。

在来大豆

私たちは何も変わらず、太陽と雨の恵を受け、収穫の秋を待ちわびながら、日々畑に向かい耕します。
 
どうか一刻も早い新型コロナウィルス感染症の終息と皆様のご無事を願っております。

春 山菜