豪雨

/ 日々のこと / 2018.8.15.水

真室川 水害

先日、山形県北部を襲った豪雨災害。

ここ真室川町は全くと言って良いほど雨が降らず、農家の皆さんには心待ちにしていた雨が一転、恐怖の雨となりました。
昭和五十年八月六日「真室川八六水害(はちろすいがい)」と呼ばれる災害がありましたが、それに匹敵するような災害で、ちょうどこの時も、全く雨が降らず大地が乾ききった中での雨だったようで、今回とまさに同じ状況でした。

真室川 水害

ちょうどこの時は、家族で外出をしており、降りしきる雨の中、足早に車を走らせていました。
ようやく私たちの住む地域まで来ると、近所の一部が水一面と化し、広大な田んぼや畑が広がる部分には、水と共に自転車や様々な物がだくだくと流れていました。
それを見た瞬間、さすがに「ヤバイ」という気持ちになり、急いで家の方に戻ると、通り道はところどころ土砂崩れ、水は氾濫一歩手前な状況。

崖崩れ

私たちが住む家は、山の方にあるため、他の地域に比べ高い場所にあります。
下の方の地域では、すでに避難状態。私たちは、ひたすら雨の状況をチェックするしかなく、夜もざんざんと降りしきる雨の中、不安な気持ちで何度も目を覚まし雨の様子を確認したものです。

幸い、我が家は被害はありませんでした。
雨があがり避難状況も解けたので、畑の様子を見に行ってきました。
芋畑は一部土砂崩れとなりましたが、里芋の生育には問題ありません。
道路は、我が家へ来る道が一部陥没の為、通行不可な状況でしたが、別ルートもあるので、移動に問題は生じませんでした。

たくさんのご心配をおかけいたしました。

全国的にも、異常気象による水害が後をたちません。
一方、山形県の飯豊町では水不足で困窮している状況です。

欲しい時に降らない雨。
降ったら降ったで災害になるほどの雨。
欲しくて仕方がないのに降らない雨。

春に出会ったシシガミ様のおかげでしょうか?
今無事な状況には本当に感謝です。