今年の6月頃、古民家改修中のお宅で保存されていた、かぶの種を発見いたしました。

おそらく、ここに住まわれていた方が作られていた【小川内かぶ（こがわうちかぶ）】の種でなかろうと思い、９月初めに種を蒔いて育ててみました。
芽が出るかどうか心配でしたが、無事成長した小川内かぶ、約40本を収穫しました！

発芽率はあまり良くなかったのですが、いくらか大きく育ったのもあったのでひとまず一安心です。

泥がついた状態の小川内かぶ

すぐ近くにある川で洗った状態の小川内かぶ。白とピンク色のコントラストがかわいらしいです。
無くなったと思っていたかぶが見つかり、そして無事に成長でき、うれしい思いでいっぱいです。
真室川町の再びよみがえった伝承野菜 小川内かぶを、いつか皆さんに食べて頂ける様、そして
大事に守ってきた【種】を今後は私達が引き継いで行かなければ、と、身が引き締まる思いです。
来年もまたこちらで、小川内かぶの近況をお伝えいたしますね。
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小川内かぶは、こちら真室川町の「伝承野菜」図鑑にも記載しております。